「京都には天子様がおいやしたから、お内裏様は向かって右に。
お節句が過ぎたら、お雛様ははよしまわんと・・・」
母から娘へ、親から子へと、伝えてゆくことは本当にたくさんあります。
でも、右や左のしきたりは表面の「型」。
本当に伝えたい心は、目には見えません。
お雛様は家族。家族は大切に。家族はたくさんにぎやかに。
そして幸せも家族の数ほど・・・。
お雛様は何もいいません。
それは私たちが伝えてゆくことです。

(写真は、京都を代表する写真家・水野克比古氏の作品です)

戻る